石窯本体のアーチが完成しました。
これで耐火レンガも完成しました。
ここから目地を詰めて綺麗に仕上げて行きます。
目地の隙間が空いているところをチェックしていきながら目地に耐火モルタルを詰めて行きます。
その際にまた耐火レンガが乾いてしまうので、スポンジで水をレンガに吸わせながら、柔らかめに練った耐火モルタルで詰めて行きます。
この”濡らす”作業を行わないと、耐火レンガと耐火モルタルのくっ付きが悪くなってしまいます。
濡らしたタオルでも良いです。
そして濡れた耐火レンガの上から、ゴム手袋で大まかに耐火モルタルをすり込んでいきます。
最後にスポンジで細かく耐火モルタルを刷り込みながら仕上げます。
何度もスポンジを水洗いしながら、表面にモルタル汚れが無くなるまで拭いていきます。
出来るだけレンガと目地の段差がなくなるように、なめらかに仕上げると綺麗になりますよ。
手が荒れるので必ずゴム手袋着用してください。
石窯完成! 綺麗に仕上がりました!
やっと石窯が完成しました!
最後に洗うのを綺麗に丁寧に行うとこのように目地も綺麗になります。
隙間もなくプロの仕事となっています。
この一連の作業は過去に何個も石窯を作って来た職人さんの仕事ですので綺麗に仕上がっていますが、個人レベルですと目地や形が多少いびつになると思います。
それでも石窯が出来て、その自分で作った石窯で料理を食べることが出来たら幸せですよね!
このサイトを見て参考にして作ってみてくださいね。
仕上がったら最後に空焚きをする準備をします。
このように余った廃材の木などで火が回りやすいように組んでおきます。
空焚きをするのは1週間後です。
空焚きついでにピザやグラタン等も焼いて食べることは可能ですが、最初はベニヤ板が萌えるのでちょっと煙が多くなります。
確実に石窯が温まると窯の天井が白くなります(ススが取れます)のでその状態になったら料理を投入してくださいね。
こちらの石窯を設計施工していただいたのは、千葉県の長生郡にある”モカハウス”というエクステリア、外構を手がけている会社さんです。
ご自分で設置が不安な方はこちらへお問い合わせくださいとのことです。
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