石窯本体のアーチ作り 綺麗に並べましょう!
さてメインの窯本体に入ります。
メインの形ですので”型枠”に沿って綺麗に並べて行きましょう。
先ほどの入口と同じように、クサビまたは砂利にて角度を調節してください。
ある程度並べたら、間に耐火モルタルを詰めてください。
ここで使っているのはアサヒキャスターといって、細かい砂利の入った耐火コンクリートなのですが、斜めに耐火レンガがくっつく形なので、慣れていない方は大家モルタルの方が使いやすいと思います。
この耐火モルタルならホームセンターで500円程度で売っています。
窯一つで15袋位使います。
ケチって普通のモルタルでも大丈夫だとは思いますが、熱でひび割れなどが起きて、煙が漏れまくるのが嫌でしたら耐火モルタルをおすすめします。
それでも若干のヒビは入ります。
あとはアーチ部分に使えるのは、
こんな商品もあります。
これはレンガが斜めになっていて、目地が開かなくようになっています。
これでも耐火モルタルを間に挟まないと煙が漏れるのと、崩壊する可能性もあるのでお気を付けください。
アーチ部分の目地詰めと煙突の取り付け
石窯アーチ作りも終盤戦ですよ。
このように並べながら目地を詰めて行きます。
やはり一本一本耐火レンガを水に漬けながら行ってくださいね。
そうでないと、モルタルを目地に詰めようとしても、レンガに触れた瞬間に乾いて中に押し込めません。
この時にも出来るだけ隙間の無い様に詰めていってください。
後からスポンジで細かい所は入れられるのですが。
ひたすら掃除をしながらやるのもお忘れなく。
アーチの途中に煙突も巻いていきます。
この木の型枠の上に煙突をおいて(ちょっと折り返しておきます。)そのまま耐火モルタルで巻いてしまいます。
煙突を付ける際に、型枠のベニヤ板を煙突の部分に少し穴を開けておくと、後で火を付けた時に煙がここから排出されるので便利ですよ。
そしてアーチの部分は両脇からレンガを置いていくと、真ん中で”半端”が出るので、カットしていれてください。
画像の煙突の前の部分が一枚薄いのが分かりますか?
寸法を測ってカットしてください。
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