石窯アーチの背面壁作り方 後ろも綺麗に作りましょう
先ほど作った型枠に沿って後ろの壁を作っていきます。
後ろの壁はちょっと手間が掛かります。
アーチ構造になるために、アーチに沿ってレンガをカットして形を作っていきます。
レンガを乗せて並べたら、アーチの型枠側から鉛筆でカットする線を書きます。
この時に先ほどの炉床と同じように”目地”をつけたほうが良いですので、目地分を引いて書いてくださいね。
写真では職人さんなのでほぼぴったりで作成しています。
目地を5ミリ見たほうが無難です。
とにかく耐火レンガは一瞬で水を吸うので水につけておくこともお忘れなく。
水につけて濡れている方がカットの際に”サンダー”で切れやすくなります。
ベビーサンダーにダイヤモンドカッターの刃をつけてカットします。
マスクも忘れずに!
濡らしているとそれほど粉は飛びませんが、この作業だけは粉だらけになりますので…
こちらがベビーサンダーです。
ホームセンターにもありますね。
ここら辺の商品はアマゾンの会員なら送料無料です。
写真ではカットしながらアーチ部分も作ってしまっていますが、職人さんの仕事の速さからなせる技ですので、別で考えてもいいと思いますよ。
耐火レンガと耐火モルタルを使った場合
先ほどから何度も言っていますが、耐火レンガはとにかく水を吸います。
この工程になると耐火モルタルを使いながらの作業ですので、すごく汚れていきます。
こまめに水につけたスポンジで(100均に売っている食器洗い用のスポンジでも可)こまめに掃除しながら作業してください。
最終的に窯本体を装飾する分には良いのですが、装飾無い場合でレンガの部分が外に見える場合は掃除したほうがいいですよ。
このようにレンガのままで使う場合は汚くなってしまいますので数本積むごとに拭いた方が良いです。
この時に若干目地に隙間が出来る場合が有りますが、
この拭く作業の時に耐火モルタルを柔らかめに練って、スポンジで刷り込んでおきましょう。
後で耐火パテ等で塞げますが、ここでぴったり作っておくと心配ないので。
ここまで出来たらあとは楽ですよ~
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