お次は炉内への出入り口を作ります。
なぜこのように”段差”を付けてアーチにするかというと、炉内での炎が対流して前から出てきてしまわないようになっています。
最終的には煙突が付きますので、煙突から出るようになっています。
出入り口から煙が出てくると煙くて中が見えなくなっちゃいます。
相変わらず職人さんなので、前から後ろからの同時進行画像ですが。
このアーチ部分を作るときにはアーチ型枠に合わせてレンガを置いていきます。
その際に目地が三角になると思いますので、その三角に”クサビ”を打っておきます。
三角に切った木片です。
無ければ小粒の砂利でも良いです(そのまま埋めてしまえるので。)
ただ砂利だと大きさが合わないと何度も拾うので大変ですが。
アーチ入口の幅は約40センチほどです。
30センチ近くのピザの出し入れもできます。
ただ、ピザメインですと、出来るだけ炉内温度を下げたくないので、更に入口に蓋をします。
パンやグラタン、ハンバーグなどの料理を入れる場合は、
この様なオープン仕様が使いやすいですよ。
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