石窯作りに大事な基礎作り ブロックで丈夫な基礎
どんな建物でも基礎が重要ですよね。
石窯も同じです。
石窯は一度作ってしまうと一生モノなのでしっかりとした土台が必要です。
まずは石窯を設置する場所を決めましょう。
料理を出し入れしたりするので料理を作るテーブルなどを置くスペースに近く、煙突などから煙が出るので建物からは出来るだけ離しましょう。
窯が温まるまでは結構煙が出るので”近所迷惑”にならないような場所に設置してください。
場所が決まったら、地盤を平らにして下地をよく踏み固めてください。
そのあと窯の面積よりも少し大きめに基礎を作っていきます。
まずはブロックを立ち上げる際の土台となるコンクリート基礎を作ります。
厚さ10センチ程度でコンクリートを枠の中に入れて固めましょう。
この時にブロックが積み上がる位置に鉄筋をさしておいてください。
ブロックの立ち上げ シッカリと鉄筋をいれてくださいね
基礎が出来たらブロック積みに入ります。
ホームセンターでも売っている10センチブロックです。
シッカリと水平垂直をとって、鉄筋を組んでくださいね。
この時に曲がってしまうと上の面積が足りなくなり石窯の形がいびつになってしまいます。
鉄筋は縦にも横にも入れて行きます。
上に乗る石窯は何百キロもあるのでシッカリと作らないと”地震”などで崩壊する恐れが有りますよ。
ブロックを積む際にも”モルタル”は結構使いますが、こちらのモルタルは耐火モルタルでは無くても大丈夫です。
ブロックが立ち上がったら”路床の下地を作ります。
このように下に柱をいっぱい立てて、中にコンパネ等で仮の底を作ります。
ブロック天端の内側を割っておき、そこにメッシュを乗せてコンクリートを流し込みます。
このあと平になったところに炉床を作りますので、コンクリートの面は水平に作ってください。
水平でないと後で調節が大変ですよ。
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